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さくら

16冊目。

「さくら」 西加奈子

スーパースターのような存在だった兄は、ある事故に巻き込まれ、自殺した。誰もが振り向く超美形の妹は、兄の死後、内に籠もった。母も過食と飲酒に溺れた。僕も実家を離れ東京の大学に入った。あとは、見つけてきたときに尻尾に桜の花びらをつけていたことから「サクラ」となづけられた年老いた犬が一匹だけ。そんな一家の灯火が消えてしまいそうな、ある年の暮れのこと。僕は、何かに衝き動かされるように、年末年始を一緒に過ごしたいとせがむ恋人を置き去りにして、実家に帰った。「年末、家に帰ります。おとうさん」。僕の手には、スーパーのチラシの裏の余白に微弱な筆圧で書かれた家出した父からの手紙が握られていた

のんびり、穏やかに見えた日々が、ある出来事をきっかけに崩れていく。。。。

「さくら」という犬を中心にした、家族のお話。

家族はそれぞれ、色んな思いを抱えていて、すれ違ってしまうこともあるけど、やっぱり、家族の絆は強いんだなぁと感じました。

ラストの妹ミキの想いが語られるところは、電車の中で泣きそうになりました。

きっと家で読んでたら、ミキのように、ダラダラと涙を流してただろうなぁ。。。。

こういう、心がほんわかするようなお話は好きです☆

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